人は何かしらコンプレックスを持っているんじゃないだろうか。

一生懸命、外見を作ろうと思ったことがある。

外見にコンプレックスを何とかしたくて、ステキになりたかったからだ。

母にいつも「何を着せても素敵にならない子ね。」

と言われていた。

母が私に服の着せ甲斐を感じられなかったように

私は母の着せてくれるものが似合っているようには思えなくて

ものすごくダサい私になるのが嫌だと感じていた。

母の買ってくれた服を着ている自分がものすごく居心地悪かった。

結婚して転勤するために親元を離れて私は自由になった。

したいことを、誰に気兼ねすることなく出来るようになった私は、

長年のコンプレックスを何とかしたくてその頃はやりだした

カラー診断なるものを受けに行き、衝撃の事実を知った。

人はブルーベース、イエローベースに分かれるという。

母の髪の毛は真っ黒。それに対して私はほんのり茶色っぽい色合いの黒。

母はブルーペースで、私はイエローベースだったのだ。

わたしはいつも母好みのブルーベースの服を着せられていたから

肌艶が悪く、くすんで見え、何を着てもパッとしなかった。

それからは思いっきりイエローベースの服を買いまくって着まくった。

ただ服を着ているだけなのに、元気そうに見え、実際に心も弾んでいた。

それまでのうっぷんを晴らすように、

着ることにお金をかけていた。

服を着ることで素敵になれることに喜びを感じていた。

でも、そんな日ばかりを過ごしていると、

段々服を着ることに一生懸命になる自分に

むなしさを感じるようになった。

なんだか心が空っぽの私がいることを感じ出したのだ。

「こんな生き方は違う。何かもっとしなければならないことがある」

本能的にそう感じていたんだと思う。

===今日の発見===
楽しい→むなしい→楽しい→むなしい
そんなことの繰り返しをしてきたな
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