「今日は危ない人が多いな」
呟くともなく声に出していました。

主人を助手席に乗せて義母のお引越しを
ぼつぼつとしているある日のことでした。

点滅信号の横断歩道を渡る人がいました。
私が見えているということは、真近に迫っているということです。
その人は左右の車の確認をしていなかったと思います。

対向ぎりぎりの2車線の道を猛スピードでこいでいる自転車がいました。
追い越すに追い越せない微妙なスピードで走る自転車。

いつもはこんなこと起きないのに何で今日は・・・
と、いらっとしながら思ったんです。
今日に限ってなんか変な人が目に付くわ。

でもつぶやいたからこそ気が付いたんです。
危険なのは私や!!

お天気のいい日で、母のお引越しとはいえ
車を運転できる貴重な一日は私にとっては楽しい一日なんです。

ウキウキしていたのかな?
運転しながら、実はいつもより荒い運転になっているなと
心のどこかで思っていたんです。

でもそういう思いを無視していたんですね。
そうしたら車が迫っているのに横断する人や、
猛スピードで自転車をこぐ人に遭遇したわけです。

そんな人たちを見て、「あの人は自分の命を無視して無理をする人」
「危険な人」と言うレッテルを相手に瞬間に付けていたんです。

距離的にゆとりがあったから事故にはなりませんでしたが
ブレーキを踏んでも間に合わなかったら・・・
追い越すに追い越せない自転車と接触していたら・・・

そう思うと、ちょっとの油断が命取りになるなと思いました。
私の場合、人にレッテルを付けた時点で、
「私は悪くない」「悪いのはあなたの無謀さよ」
と相手のせいにしてしまっているんです。

この時大切なことは、自分が悪い。
自分が原因を作っていると思って物事を捉えることです。

だって他人は変えられないから。
変えられるのは自分だけだから。

そう思って「いかんいかん、心を落ち着けなきゃ・・・」
と深呼吸をし、気持ちを切り替えました。

そうしたらその後はそんな危険を感じる人や車には遭遇せず
スムーズに流れに乗ってドライブを楽しむことが出来ました。

たまたまやん。
偶然やん。
考えすぎやん。

そうかもしれません。
でも、「悪いのは私」
そう捉えることで、自分の心が落ち着き
やさしい運転に変わったことは事実です。

急ブレーキなんてよほどのことがなければかけませんが
この日は前の車との車間がつまり過ぎて急ブレーキを踏み
主人がカクンと前のめりになる場面もありました。

今60歳以上の人による車の事故のニュースをよく聞きます。
反射神経も鈍ってくるお年頃。
だからこそ、自分は大丈夫と言う過信は危険だと感じます。

「あぶないなー」と感じた時は
それは本当は自分じゃないか?
と自分を疑うことですね。

それで事故を防げるとしたら、良い方法だと思うのですが
いかがでしょう。

===今日の発見=== 
自分が原因と思う。
人は自分の姿を見せてくれる鏡です。
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