お母さんを亡くされてさびしいでしょう」

とお声をかけていただきます。

そんな言葉をいただいたとき、すごく戸惑ってしまうのです。

なぜなら私はホッとしているから。

強がりでもなんでもなく、心からホッとしているのです。

母が92歳の高齢であったこと。

50代で動脈瘤乖離と言う病気と診断され、余命5年の宣告を受けた母でした。

でも母はお医者さんの処方する薬をきちんと飲み、

無理をせず自分と向き合う生き方をしたことで、92歳まで生きられたのです。

余命宣告をされて40年もです。

その間には海外旅行にも3度ばかり行きました。

お医者さんには「行きはいけても帰りは骨になって帰ってくるよ」

なんてことも言われたようですが・・・

(お医者さんとは毎度漫才のようなやり取りがあったようです。)

家を建て、健康のためにと毎朝1時間、毎日散歩を楽しんでいました。

生きることをとにかく楽しんだ人生を送ったのではないかしら。

とにかく自分の体からのサインをキャッチし続けていました。

自分の病気を受け入れ、何をしたらいいのか、どうしたらいいのか

お医者さんに相談し、お医者さんを信頼し、

自分に出来る事をきちんとやり続けた30年。

後の10年は認知が入って人に管理をしてもらいましたが

何よりも自分の命を自分で守ることを徹底しました。

自分に向き合う姿勢。穏やかな逝き方を見せてくれたこと。

大往生とはこういうこと!と身を持って教えてくれたこと。

苦しまずに最期を迎えられたこと。

悲しいとか寂しいという喪失感よりは、

母の生き方を見て、清々しさと感動の気持ちが湧いてきているのです。

===今日の発見===
私はどんな生き方を子供たちや周りの人たちに
見せることが出来るんだろう?
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